和歌山県・那智勝浦町にある「ホテル浦島」は、まるでテーマパークのように広大な敷地を誇る温泉宿。特に洞窟の中にある名物温泉「忘帰洞（ぼうきどう）」は、全国的にも有名で、一度は入ってみたい絶景風呂として人気です。
この記事では、ホテル浦島の口コミ評判をわかりやすくまとめ、さらに安く泊まるための方法も徹底解説します。これから那智勝浦や南紀白浜方面へ旅行を考えている方はぜひ参考にしてください。
ホテル浦島の概要
- 立地と規模
ホテル浦島は、和歌山県那智勝浦町の勝浦湾東側、熊野灘に突き出した半島上に建つ大型リゾート旅館です 。複数の建物（本館・日昇館・なぎさ館・三昇館など）からなり、館内はエスカレーターやトンネルで結ばれています 。 - アクセス方法
JR紀伊勝浦駅から徒歩数分で港へアクセスし、そこからホテル行きのフェリーやシャトル船に乗って向かうというユニークな導入部が魅力 。
ホテル浦島公式サイト
〒649-5334
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦1165-2
温泉の特徴・種類
ホテル浦島では、雄大な自然を感じられる多彩な温泉が楽しめます。
● 豊富な源泉と湧出量
- 那智勝浦温泉には200本以上の泉源があり、湧出量は毎分2万リットルにも達します。その中でホテル浦島は10本の源泉を持ち、50℃前後の硫黄分を含む豊かな湯がかけ流しで提供されています。
- 源泉は「含硫黄-ナトリウム-カルシウム-塩化物泉」の弱アルカリ性高温泉で、pH値は弱アルカリ性。泉質は乳白色で、神経痛・筋肉痛・切り傷・火傷などさまざまな症状への効能が期待できます。
● 洞窟温泉「忘帰洞」「玄武洞」
- 忘帰洞：幅25m・奥行50m・高さ15mという自然がつくり上げた大洞窟の中にあり、荒波と太平洋を一望できる圧巻の露天風呂。「帰るのを忘れるほど気持ち良い」と紀州藩主・徳川頼倫公が称賛したことに由来します 。
- 玄武洞：こちらも洞窟内に設けられた温泉で、洞窟を通して自然を体感できる神秘的な湯浴みが魅力です 。
● その他の個性豊かな湯処
- 磯の湯：海に近い風景や潮の音を楽しめる露天風呂タイプ 。
- 滝の湯：岩肌を流れる滝をイメージした構造で、滝の音に包まれながら温まれます 。
- ハマユウの湯：名前の由来となったハマユウの花のように、潮風を浴びて“元気で美しくなる”ことをイメージした湯です 。
- 遥峰の湯：山上館宿泊者向けの専用湯で、静かな環境で湯浴みを楽しめます 。
● 温泉めぐりが楽しめる構成
温泉は施設内に5～6か所あり、日替わりでゆっくり湯めぐりを楽しめる「浦島温泉めぐり」の人気があります。
実際の口コミから見える“リアルな評価”
温泉・景色・雰囲気が大好評！
- 「温泉は雰囲気も泉質もやっぱりとても良く、特に忘帰洞は海を見ながら、波の音を聞きながら入れて感動モノでした」
- 「岩風呂と海が最高。部屋に入るなり一面に太平洋が見え感動しました！」
- 「今までで一番景色の良いお部屋で、とても良かったです」
接客や清掃、設備への評価も上々
- 「従業員の方々が親切で挨拶をちゃんとしてくださる方ばかりでとても良かった」
- 「ホテルは新しくはありませんが…畳の良い匂いと、隅々までお掃除が行き届いており全て清潔感あり」
規模や移動がやや負担と感じる声あり
- 「広い、広すぎる、初見迷子になります」
- 「お金を出して他の建物に行くのは移動が大変なだけなのでお勧めしません」という声も
館内が非常に広く、移動負担を感じる方も居られるようですね。
その他、こまかい気になる点
- 「部屋のクーラーが効きが悪く暑かったです」
- 「Wifiが繋がらない。X（旧Twitter）やインスタすら開けない状態」
最新の宿泊料金・お得プランをチェック！
シーズン・曜日による料金変動
- KAYAKによると、料金は「10月」「1月」が最も安く、平日の月曜・火曜に泊まるのが狙い目。過去2週間の最安値は約26,369円、最高値は約42,138円だったそうです。
具体的な宿泊料金
- 日昇館 和室（禁煙・太平洋側）：40,040円～ → 最安値 約20,020円～
- 本館 和室（禁煙）：34,540円～ → 最安値 約17,270円～
- 他にも31,174円～／最安値 15,587円～などのプランあり
公式サイトの特典プラン
- 「お日にち限定」プランでは、温泉巡り＋バイキング＋アルコール飲み放題に加え、1泊1室あたり2,000円分の館内利用券付き。料金は11,880円〜19,800円と非常にお得
各館の特徴を理解して賢く選ぶ
館別ランクと特徴（参考：ゆかい旅より）
| 館 | 順位（安い→高い） | 特徴 |
|---|---|---|
| 本館 | 最もリーズナブル | フロント・忘帰洞・送迎など主要施設が集まる利便性が高い館 |
| なぎさ館 | 次に安価 | プール（夏季）、ゲームコーナー近く |
| 日昇館 | 上位価格帯 | 太平洋に面しオーシャンビュー、館内移動が便利 |
| 山上館 | 最も高級 | 山の上にあり眺望良・ハーフバイキングの食事が魅力 |
「安く泊まる」ための実践アイデアまとめ
- 本館・なぎさ館を狙う：リーズナブルながら温泉や設備に近く便利。
- オフシーズン・平日に滞在：10月、1月、月曜・火曜は狙い目。
- 予約サイトの最安値をチェック：本館や日昇館の最安額は15,587円〜となっている。
- 公式の「お日にち限定プラン」等を活用：飲み放題＋館内券付きで驚くほどお得。
- 早割やキャンペーンの併用：早期予約や地域キャンペーンも併せて活用しよう（別途調査推奨）。
まとめ
ホテル浦島は、太平洋を望む洞窟温泉や豪華な海の幸が魅力の温泉ホテルです。口コミでは「温泉が素晴らしい」「食事が豪華」と高評価の声が多い一方、「建物の古さ」や「館内の広さ」を指摘する声もあります。しかし、これらを理解して訪れれば、非日常を満喫できる特別な時間を過ごせるでしょう。
さらに、早割や平日利用、クーポン活用などの工夫をすれば、人気のホテル浦島にもお得に宿泊可能です。那智勝浦観光と一緒に楽しむ旅行プランを立てて、ぜひ一度訪れてみてください。
※この記事は口コミをもとに編集していますが、宿泊時期によって内容が異なる可能性があります。
※最新の情報やプラン内容は公式サイトまたは予約サイトをご確認ください。
